子供のための食べ物選び ~飲み物~
今回は前回の『子供のための食べ物選び ~お菓子~』に引き続きお飲み物選びの際の注意点について書いていこうと思います。
缶コーヒー
- 人工甘味料の表示をチェック
- 砂糖入りは糖分に注意
- カフェインの摂り過ぎ注意
缶コーヒー100g中の生豆の使用量で名称が変わるので確認しましょう。
5g以上→「コーヒー」
2.5~5g→「コーヒー飲料」
1~2.5g→「コーヒー入り清涼飲料」
また、乳化剤、ステビア(甘味料)が含まれているものが多いため無糖を選ぶと良いでしょう。ガセインNa(安定剤)は牛乳由来のためアレルギーのある方は注意が必要です。
紅茶飲料
- 糖分や人工甘味料をチェック
- ミルク入りは添加物増加
- 無糖、無香料のものが良い
シンプルなものほど添加物が少なく体に負担がない。
酸味料は一括表示が可能なため何種類も使用している可能性があるのでクエン酸、リンゴ酸など分けて記載されているものを選びましょう。
ウーロン茶
- 特定機能食品表示で特定の効果が期待
- 原材料表示はシンプルなものを
- 具体的な産地が記載されているもの
添加物として使用されているビタミンCは合成化学物質のビタミンCで酸化を防ぐ目的で使用されており健康に良いものだと勘違いしないでください。また、カフェインも入っているので飲みすぎは禁物です。
果汁飲料
- JASマークのものを選ぶ
- 果物の原産地の記載があるもの
- 果糖ブドウ糖液糖少ないものを
果汁飲料は果汁の割合で飲料表記が変わります。
100%→「○○ジュース」
10~99%→「果汁入り飲料」
2種以上→「○%混合果汁入り飲料」
また、缶コーヒーと同様に、酸味料は一括表示が可能なため何種類も使用している可能性があるのでクエン酸、リンゴ酸など分けて記載されているものを選びましょう。
スポーツ飲料
- 成分によって目的を明確に
- 高カロリーのものは注意
- 糖類が少ないものが良い
糖分が多いため過剰摂取は虫歯の原因にもなるので注意が必要です。また、ポカリスエットは体調不良、アクエリアスは運動時など成分によって目的をしっかり把握しましょう。
調整乳
- 原材料は生乳100%である
- 乳脂肪分の割合をチェック
- 低温殺菌、パスチャライズドが良い
調整乳は乳脂肪分によって分類されます。
0.5%以下→「無脂肪牛乳」
0.5~1.5%→「低脂肪牛乳」
その他→「成分調整牛乳」
牛乳の95%は高温殺菌のものですが低温殺菌のほうが牛乳の美味しさを保つのに最適とされています。しかし、日持ちがしないところが残念なところです。ちなみに生乳100%で脂肪分調整されていない牛乳を無調整乳と呼び無脂乳8.0%以上、乳脂肪分3.0%以上と定められています。
幼児などはカフェインに気を付けたりしてお茶やお水などで十分だと思います。しかし、少し大きくなってきたりましてや部活なんかを始めたりすとお子様自身で飲み物を購入する機会も増えてくると思います。その際に少しでもアドバイスしてあげられると良いと思います。私自身部活終わりに飲み物でいえば炭酸飲料を飲んだりしていましたw本来ならばたんぱく質やアミノ酸の補給をするのがベストなはずなのですが・・・